田舎に移住するとなると、住む場所をどう探すかが最初の壁になります。都市部の賃貸と違い、地方では不動産会社が少なく、物件情報もなかなか出てきません。そこで活用したいのが「空き家バンク」です。調べてみてわかったことをまとめます。
▶ 手順だけ確認したい方はこちらへどうぞ。
目次
空き家バンクとは
空き家バンクとは、市区町村が運営する、空き家の「貸したい・売りたい人」と「借りたい・買いたい人」をつなぐマッチングの仕組みです。
一般の不動産会社では扱いにくい古民家・山間部の物件・離島の家なども掲載されており、田舎移住者にとっては貴重な情報源です。
補足
国土交通省が推進する「全国版空き家・空き地バンク」では、全国の物件を一括検索できます。また「LIFULL HOME’S 空き家バンク」や「SMOUT(スマウト)」などの民間サービスも使いやすいです。
空き家バンクの探し方
- 移住先の市町村ホームページで「空き家バンク」を検索する
- LIFULL HOME’S空き家バンク・SMOUTなどのポータルサイトを活用する
- 気になる地域の移住相談窓口に問い合わせる(移住コーディネーターが物件を紹介してくれることもある)
内見・契約時に必ず確認すること
古民家は状態にばらつきがあります。内見では以下の点を必ず確認しましょう。
建物の状態:
- 屋根・外壁の状態(雨漏りの有無)
- 床・柱の腐食やシロアリ被害
- 水回り(トイレ・風呂・台所)の使用可否
- 電気容量(古い家は容量が少なく、現代の家電が使えないことがある)
- 給排水管の劣化具合
契約内容の確認:
- 修繕の責任分担(どこまでが借主負担か)
- 賃借期間と更新条件
- 退去時の原状回復の範囲
- 近隣との慣習(自治会・水利組合の加入義務など)
田舎の古民家を借りる際のリスク
古民家ならではのリスクを事前に把握しておきましょう。
- 修繕費が高額になる可能性——屋根や基礎の修繕は数十万〜数百万円になることも
- 虫が多い——シロアリ・ゴキブリ・ムカデなど、都市部では見かけない虫が出ることがある
- 断熱性の低さ——冬は非常に寒く、光熱費がかかる場合がある
- カビ・湿気——古い建物は湿気がこもりやすく、梅雨時期に注意が必要
- 引き渡し状態の確認不足——内見時と引き渡し時の状態が異なるケースもあるため、引き渡し前に再確認を
自治体の補助金・支援制度
古民家の改修や移住に対して、様々な補助金制度を設けている自治体があります。
- 古民家改修費の一部補助(リフォーム補助金)
- 引越し費用・家具購入費の補助
- 子育て世帯向けの医療費助成・保育料補助
- 移住後一定期間の家賃補助
移住先の自治体ホームページや移住相談窓口で確認してみてください。制度は年度ごとに変わることがあります。
まとめ:空き家バンクで家を借りる流れ
- ポータルサイト・自治体ホームページで物件を探す
- 気になる物件を見つけたら担当窓口に連絡する
- 内見(建物・設備・周辺環境を入念に確認)
- 修繕費・契約条件・近隣ルールを確認
- 契約・引き渡し前の状態を再確認
- 補助金の申請(タイミングを逃さないよう早めに確認)
田舎移住の手続き全般についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。